水糸張り 大矩(おおがね)作り 

公開日: 2013-11-09 家づくり日記

今日は、基礎を作るための水糸張りと、
水糸を張るための大矩を作ります。
水糸はこれ。

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建物を建てる基準となる直線や高さを作るために使います。



大矩はこれ。(筆者が持っております。恥。。)
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紙に直角を書くなら定規で十分ですが、
建設現場で直角を出すには大きなものでないと直線が上手く作れないので、
こんなものを作ります。

今回は、基礎の穴を掘るのは業者さんに
重機を使ってしてもらうとのことですが、
業者さんの作業がスムーズに行くように水糸を張ります。
もちろん、業者さんに全てお願いすることも可能ですが、
どこを掘るのか、高さがどれくらいか、が分かっていると
短時間で済むので、コストがその分安くなります。
大矩を作っているところ。





作り方は、木材の中心に線を引き直角になるように、

木を重ねて固定します。
この「直角になるように」というのが曲者で、
予備知識なくしようとすると全然わかりません。。

赤松さんから「直角になる三角形の辺の長さは?」
と聞かれて、中学校の記憶を探るも全く出てこず。。
「3対6体5?」などと、見当違いの応えを連発。。笑。

答えを教えてもらって、ようやく思い出しました。
ピタゴラスの定理。こんなところで出てくるとは。
正解は、3:4:5。

今回は、それぞれの辺が90cm、160cm、250cmの
長さになるように木を固定して、大矩をつくりました。
さて、大矩ができたのでいよいよ水糸を張りにいきます。

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↑ 前回松をきってすっきりした敷地。


ここに、水糸を張っていきます。
まずはこんな感じで杭を打ちます。
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↑ 木槌で打ち込みます。


一応、きっちり建物の寸法通りになるように図りますが、
多少の誤差は良しとしながら進めていきました。
今後の作業でも、基本的にはできるだけ丁寧に寸法や
水平、高さを合わせながら進めます。
直角部分はこんな感じで杭を打つ位置を決めます。



作業を始めたばかりなので、動きがぎこちないですね。。笑


高さ合わせは次の記事で。

参考
水糸とは何か、のみならず、水糸の張り方まで、
とても親切に説明してくれているサイトはこちら。
http://diy-ie.com/ch-mizuito.html
http://diy-ie.com/kouza/kouza-kiso02.html
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