言葉をそのまま聞いている人の味わい深い返事

2015-02-21 |

友人から紹介された本の出だしが気に入っている。 ====== ある日、ぼくは、父にむかって、こういったのだ。 「おとうさん、ぼく、月へいきたいんだ」 「けっこうだな」 父はそういっただけで、また読みかけの本を読みだした。 「おとうさん、ぼく、まじめなんだよ...

組織の中での円坐のお仕事

坂の多い街には 坂の多い街の風土がある。 年が明けてから、何度もじぶんで円坐を開いているが、 たまに、組織の中に呼ばれて円坐をすることもあったりする。 組織の中に入って円坐をすると、 その組織の中に醸成されている文化というか気風が コミュニケーションの型に...

ランボーとオーシャンズイレブンで見る世代論

2015-02-20 |

どちらも映画の内容はあまり覚えていない。。 最近よく考えている「組織における世代のカラー」を、 映画「ランボー」と「オーシャンズイレブン」に 例えて説明してみます。

じぶんの悩みを録音して聞くだけ「セルフミニカウンセリング」のやり方

2015-02-19 |

ヘタなカウンセリングを受けるより、 あやしいセミナーやワークショップに行くより、 よっぽどためになって、簡単に誰でもできる セルフカウンセリングのやり方を紹介します。 用意するのは録音機と必要な人は筆記用具。 最近はスマートフォンでも録音できますね。 ...

意味を切り取って「きく」ときに、世界の断絶がはじまる

2015-02-18 |

ぼくが学校や職場で習った「聞く」は、 話している人の言葉の意味を受けとり、 じぶんなりの解釈をつけて理解することだった。 その価値観を根底からくつがえされたのは 橋本久仁彦さん の開いている、 「 ミニカウンセリングトレーニングクラス 」でのこと。 そこ...

人間関係の問題は解決する必要はなく、ただ見ればいい

2015-02-17 |

ぼくらを動かしているのは意思じゃなく、 なんらかのメカニズムではないか、 と思うときもある。 パートナーとケンカする中で発見した事実の一つに、 ぼくがイライラするタイミングと、 パートナーが「じぶんはダメだ」「ごめんなさい」と 思うタイミングは寸分違わず一緒で...

「昨日までいた二人がいない」がある

2015-02-16 |

2月8日から一週間。 昨日まで東京から サトシ とじゅんちゃんがきていた。 二人が大阪に来ることになった経緯は こちらの記事 で書いたとおり。 二人と昨日まで一緒に歩いていた帰り道。 夜、4人で囲んで話をした小さなテーブル。 二人が寝ていた布団。 ...

人とお金の座談会 〜東京より中尾聡志さんを迎えて〜

2015-02-14 |

こんにちは。小林けんじです。 2年前に「お金の回(かい)」という催しをしていました 。 それは、毎回ゲストを迎えて、お金についての考えや、 そのひとが取り組んできたことを聞かせてもらい、 参加者で自由に話をする集まりでした。 今回、東京でお金について語り合う回をし...

大阪 東西円坐

【小林けんじよりご案内】 2015年1月1日。 一通のメールがぼくに届いた。 送り主は、東京にいる「さとし」と「じゅんちゃん」。 二人と初めて会ったのは昨年の10月。 岐阜の友人の結婚パーティに行ったときだった。 夫婦で長期の円坐に出ていたり、 お互いお金...

テレビを持たない人のダイアログサークル

2015-02-13 |

【サトシよりご案内】 この文章を書く前に「ちょっと尺八」と思って、 尺八を吹いてみた。 吹いてたら、バガボンドの言葉を思い出した。 「-それぞれの道は、天によって完璧に決められていて、 それでいて完全に自由だ。根っこのところを天に預けてい る限りは―」 尺八の音は、...

円坐とは、生きている輪郭をはっきりさせる時間である

ぱーちゃん のこの記事 「無い」ことによって初めて可能になる「触り直し」 「ウハァー・・」というため息がでるほどよく書けている。 これは悔しいという感覚と、 これほどの精度で言語化してくれたことで じぶんだけでは絶対に見れなかった視界を得られた喜び、 その...

のこさんと「西宮の円坐」をします。

2015-02-11 |

出典.ja.wikipedia.org 円坐の案内文は何度も書いたけれど、 これまでの経歴(NPOでの経験など)を 含めた視点で書いたのはこれが初。 自分としては、よく書けたなーと、 自画自賛だけれど思ったりもしています。 以下案内文

くだらない理由が終わらせるケンカ

2015-02-10 |

おもいもかけないところからドラマが始まる。 今回はコーヒーの道具がきっかけだった。 この間のパートナーとのケンカ。 ===== 休日、東京から家に泊まりにくる友人を迎えるため、 パートナーと一緒に昼過ぎから部屋を片付ける。 片付けが終わりかけて、 彼女が...

言葉を丁寧にカタチする勝負

2015-02-09 |

更新されていないかチェックするのが 日課になってしまった。 ブログによく登場する 大谷さん 。 最近は ぱーちゃん も登場した。 Facebookでは 澪ちゃん も登場することが多い。 ブログって一人で書くものだと思っていたけれど、 こうして4人くらいでお...

見えるところだけきれいに、という構造

2015-02-08 |

ただ、食べる人のために つくられた料理が一番おいしい。 少し前から、 パートナーが幼稚園の給食づくりのバイトを始めた。 幼稚園の給食、といっても、 そこは配食サービスを行う会社に給食を委託しているらしく、 パートナーはその委託先の会社のバイトとして雇われている...

「なぜか来てしまった」こそ究極の「わざわざ」

2015-02-07 |

学生時代に”なぜか行った”インド 年に何度か、大谷さんの家に行く。 本の講読会があるとか、ベーコンをもらうとか、 理由をつけて行くときもあるけれど、 極めて消極的な理由で行くこともある。 たとえば、 他にすることがないからとりあえず行く、とか、 気の乗...

「めんどくさい」議論をもっとした方がいい

2015-02-06 |

「めんどくさい」議論をできるメンバーで 集まれるのは幸せなことだ。 ぼくが仕事をしやすい人の一つの特徴は、 「めんどくさいからやりたくない」 と言いあえる人。 組織にいるときはもちろん、 個人で仕事をしていたって、 「めんどくさいなんて理由にならない!」...

東京からくる友人と「東西円坐」をします。

2015-02-05 |

サトシと始めて会った岐阜の友人の結婚式で撮った写真。 案内文では、マニアックすぎて書かなかったけれど 最も驚いたサトシとの共通点は、 ミニカウンセリングのクラス のケースを録るときに(※)、 クラスで推奨されている、 相手の話しをそのままなぞって返すという聞き...

一言がつくる場と一つの選択がつくる人生

2015-02-04 |

人が集まる場でなにかを発言するときに、 将棋で一手を繰り出すイメージをするときもある。 ぱーちゃんのブログの記事 、 じぶんが仕事をする時や、 人と関わるときに気をつけていることが、 見事に言葉になったのを見るようで、 グッと読み込んでしまった。 ぼくの...

前口上つき案内文 明日香の「お金の円坐」紹介文 

フェンスワークスの明日香は、紹介文だけじゃなく、 バナーの案を4つも作ってくれた。 昨日 に続いて、 フェンスワークス の山本明日香が書いてくれた紹介文。 明日香は、バナーを作ってくれたときも、 紹介文を作ってくれたときも 「この人ぼくよりもこの企画に対し...

前口上つき案内文の転載 お金の円坐 〜人間中心のお金学〜

2015-02-03 |

バナーはフェンスワークスの山本明日香が作ってくれた。 考えてみれば、案内文を書くのにもかなり力を入れているので、 書きものとして、ここに掲載してみようと思う。 でも単に転載しただけじゃおもしろくないので、 後日談と言うか、案内文には載せきれなかったことを 前...

じぶんの文章を書くためのゼミ

2015-02-02 |

▶日にち:3月29日(日) ▶時 間:13:00~16:00 ▶時 間:スタジオCAVE(大阪市西区)  ▶内 容:10年以上、編集の仕事をしてきた大谷さんが、      どうやって読み、どうやって書いているのか、      話してもらうのを道しるべにしながら、      ...

3センチのピントをめぐるたたかい

2015-02-01 |

ピントのずれた写真。 みるとなんかモヤッとする。 今は 「持ち寄り食会」 という名前がついたようだけれど、 大谷さんの 1500円新年会 が引き続きおもしろい。 人が集まって話しているときに、 その場に合わせて話をしていることがよくある。 そういうとき...