フェンスの対話 

公開日: 2014-09-01 企画の案内

橋本久仁彦さんが以前にやっていた「縁坐村塾」。
平日の夜に、開始時間になったら橋本さんが問わず語りに話をして、
あっというまの3時間という催しだった。

そのとき集まった人によって、縁坐舞台をしてみたり、
いつのまにか円坐(エンカウンターグループ)のようになったり、
面白くて、けっこう楽しみにしていたのを覚えている。

最近は、やってないみたいだったので、
その続編のようなイメージで
「”くにちゃんに聞きたいことを聞く会”やりませんか」
と声をかけて、開催することになりました。

タイトルのfence(フェンス)は、
”フェンスワークス”と、”フェンススタジオ”、
それから”坐・フェンス”のフェンス。

その日に来れるフェンスワークスのスタッフが集まって、
くにちゃんにいろんなことを聞いていきます。

まずは、年末まで3回、よろしければお越しください。


小林けんじ



企画名: fence(フェンス)の対話 

日 程: 1回目[10/20](終了)
     2回目[11/17](終了)
     3回目[12/8]
     (すべて月曜日です)

時 間: 19時~22時

内 容: ご来場いただいた方々と、fenceworksのスタッフ、
     そして、橋本久仁彦さんが集まり対話をします。
     どんな内容になるか、どんな展開になるかは
     集まった人によって変わっていくと思います。

参会費: 3千円
会 場: フェンススタジオ(大阪市西区)
http://enzabutai.com/access.html

お申込: 下記まで、お名前と、よろしければ一言コメントをいれて
     メールをお送り下さい。
     fenceworks2010◆gmail.com(◆を@に変換してご利用下さい。)

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案内文
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*橋本久仁彦さんからの案内文

自分ひとりで勢いに任せてしゃべるのって、楽しいんだけど
結構エネルギーがいるので、休んでいたら、いつも円坐の話が
面白くて何時間でも語り合うことになる隣のけんちゃんが、
表記企画を提案してくださいました。


うれしいし、楽しみです。
僕が勢いに任せてしゃべると言っても、そこは「縁坐村塾」ですから
参加された皆様と共に在る時間になることを目指します。
10月20日、フェンススタジオをお掃除してお待ちしています。

              隣のくにちゃん  はしもとくにひこ


*ぼく(小林)がやりたいと思った理由

この5月に大阪市内に引っ越して、橋本さんとご近所さんになった。

橋本さんとは、月に一回ほど、フェンススタッフメンバーで
「死ぬまでにみたい映画」を紹介する集まりで一緒に映画を見たり、
たまに事務所で一緒にいる時間が訪れたら、話し込んだりする。

せっかく近くに住んでいるうちに、月に一回くらい、
橋本さんと話をする時間をつくれたらいいな、
と思って、実は結構前からこのアイデアはあたためていた。

きっと、話を持ちかけたら「いいよ」って言ってくれるとは
思うんだけど、なんとなく伸ばし伸ばしになっていたところを、
ちょっとしたタイミングが重なってお願いすることができて、今に至っている。

言葉を形にしていくことって、なんてエネルギーを秘めた行為なんだろう、
と最近つよく思う。できれば、ここで語ったことをなにかのカタチにして
残していきたいと思っています。

ちなみに、タイトルについては
「くにシュナムルティとの対話」なんていう案もあったんですが、
(ぼくの中で)いろいろ怒られそうだと思ったので却下となりました。。。



*会場(フェンススタジオ)について

「人が記憶を持っているんじゃなくて、場所に記憶が宿っている。」
という言葉を聞いたことがある。
たしかくにちゃん(橋本さん)かそうくん(田中聡)からだったと思う。

今回の会場であるフェンススタジオに初めていったのは、6年ほど前。
とびらを開けると、中に何人かの人がすわっていた。居場所なく、
あいているところに体を小さくしてすわって、やることがないから
会場の雰囲気とか、匂いとか、置いてあるものを見ていた。

・・・それから、何度もフェンススタジオに行って、時間を過ごした。
いつのころか、無言ですわっているときに「心地いい」と思った。

今から思えば、あのときは居場所がないように感じたぼくが、
フェンススタジオという場所に初めて覚えてもらえたときだった気がする。

それと同時に、あの”心地よさ”は、過去にいろんな人がきた
フェンススタジオの記憶でもあるのかな、と思う。
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