「書く・読む・残す」探求クラスを月に1回ずつ開いていきます

公開日: 2015-04-08 企画の案内




案内文は実のところ、
プレ講座に全力を使い果たして、
その余韻でなんとか書き上げた。

でも、この講座というかクラスは、
なんとなくではあるけれど、
少なくとも数年という単位でずーっとやっていくような、
そんな企画な気がしている。

大谷さんが進めていく企画だけれど、
来た人が身体の芯から震えるような、
気づきとか体験の詰まった場だと、
言い切るだけの自信がある。

この講座を受けた人が増えて、
読むように書く人が増えたら、
もっと読むことが楽しくなりそう。

そうしたら、ぼくの書く文章も影響を受けるだろう。
さらにそれが、読むように書く人に影響を与えて・・・
そんな風にぐるぐると巡る妄想をすると
ちょっとホクホクしてくる。


以下案内文
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▶日にち:4月24日(金)
     5月29日(金)
     6月26日(金)
     7月24日(金)
▶時 間:19:00~22:00
▶時 間:スタジオCAVE(大阪市西区)
▶内 容:10年以上、編集の仕事をしてきた大谷さんと
     書くこと、読むこと、残すこと、について、
     探求していきます。
     参加者の中の一人にじぶんが書いた文章を
     共有していただき進めていく予定です。
     我こそは、と言う方がいればお申込の際に
     お書き添え下さい。

▶主 催:大谷 隆、小林 健司
▶参加費:3500円
▶定 員:各回5名
▶申込先:fenceworks2010■gmail.com(■を@に変換してご利用ください)


■■■■■小林健司よりご案内■■■■■

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大谷さんの読み方を知ったとき、全身に衝撃が走った。
こんな風に文字を読む人がいるのか、と思った。

そして、じぶんの書いた文章を
そのように読んでくれているのだと思うと
胸がジンとくるような、温かい気持ちになった。

大谷さんは
「文章を書くことは、読むことから始まる。」
と言う。

大谷さんにとって読むとは、
文字の中から意味を見つけることではない。
自分に価値のある情報を取り出すことでもない。
我を忘れて物語に入り込むことでもない。

ただただ、現れる一文字一文字を、
一つの言葉を、一つの文章を、
書いてあるそのまま自分の中に入れること。

書いた人の意思が込められた文字を、
自分の中に生き生きと出現させること。
そのときのに起こる、じぶんの中での
揺れや震えをできるだけ正確に捉えること。

それが、大谷さんにとっての読む、ということ。
書くことは、それができていなければ始まらない。

ぼくは、これまでの人生で
そんな読み方をしたことがなかった。

でも、たった一回でも、
そのような読み方を知ってしまったら、
これまでの読み方が、
どうしようもなく彩りのない読み方に思えてしまった。

もちろん、人にウケのいい文章や、
分かりやすい文章を書くだけでいいのなら、
そんなことをしなくたって書ける。

けれど、じぶんが生きている中で感じる
揺れや震えのようなもの、
それは「ジーンとする」とか、
「体中が凍り付く」とか、
「今にも走り出したい感覚」とか、
そういう体感をともなった、
生きている手ごたえのようなもの。

そういうものを言葉にするときには、
技術やノウハウは役に立たない。

何度も何度も、自分の揺れを捉え、言葉にする、
そういうトレーニングのようなものを通してしか、
「じぶんの文章」は書けないのだろうと思う。

そしてそのためにはまず、「読む」ところから。

先日行ったプレ講座を経て、
「書く・読む・残す」について、
そんな風に思うようになった小林から、
このクラスのご案内をお送りしました。
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