ぼくの東京物語 その7 聡志とじゅんちゃんの家の朝
公開日: 2015-06-08 ぼくの東京物語
東京・福島に行ったときの景色を少しずつ綴っています。
行く前の記事はこちら。
【いざ東京へ!自分で東京出張を作って行ってきます。】
【東京に続き、福島で円坐をしてきます】
前回までの記事
その1 深夜バス
その2 聡志とじゅんちゃん
その3 東京
その4 わーさんとかよちゃん
その5 テレビを「持たない」人のダイアログサークル
その6 夜の帰り道
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東京二日目の朝。他の三人はまだ寝ている。昨日は、家についてからも話が尽きずに遅くまで話し込んでいた。
二人の家はマンションの3階なのだけど、ベランダに植物がぎっしりと詰まっていて、部屋の中から見ると外に庭があるみたいだった。バジルが丁度葉っぱをつけていて、しばらくしてみんなが起きたら、朝食でトマトと一緒に出してくれた。おいしかった。
漠然と僕がイメージする”一般的な”同年代の夫婦の家に比べると、この家にある物はとっても少ないと思う。特別意識して物を減らしているわけではないだろうけれど、二人の暮らしに必要なものだけが、家の中にある気がして、そうやってできているスペースも含めてぼくらは二人の家でゆっくりと休ませてもらっていた。
見渡すと、電子ピアノが置いてあったり、大きなキャリーケースがあったり、場所はとるけれど”二人の暮らし”に必要であろうモノが何気なくあって、その存在も居心地の良さにつながっていた気がする。
【 次へ 】
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【いざ東京へ!自分で東京出張を作って行ってきます。】
【東京に続き、福島で円坐をしてきます】
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その2 聡志とじゅんちゃん
その3 東京
その4 わーさんとかよちゃん
その5 テレビを「持たない」人のダイアログサークル
その6 夜の帰り道
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東京二日目の朝。他の三人はまだ寝ている。昨日は、家についてからも話が尽きずに遅くまで話し込んでいた。
二人の家はマンションの3階なのだけど、ベランダに植物がぎっしりと詰まっていて、部屋の中から見ると外に庭があるみたいだった。バジルが丁度葉っぱをつけていて、しばらくしてみんなが起きたら、朝食でトマトと一緒に出してくれた。おいしかった。
漠然と僕がイメージする”一般的な”同年代の夫婦の家に比べると、この家にある物はとっても少ないと思う。特別意識して物を減らしているわけではないだろうけれど、二人の暮らしに必要なものだけが、家の中にある気がして、そうやってできているスペースも含めてぼくらは二人の家でゆっくりと休ませてもらっていた。
見渡すと、電子ピアノが置いてあったり、大きなキャリーケースがあったり、場所はとるけれど”二人の暮らし”に必要であろうモノが何気なくあって、その存在も居心地の良さにつながっていた気がする。
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