言葉の研究 連載中止
公開日: 2015-10-22 言葉の研究
やっぱりブログでは2000字を超えるような一続きの文章はなじまないみたいで、別の媒体で改めて考えをまとめて世に送り出そうと思います。今のところ、一度載せた記事を削除する気になれないので、ここまで載せた分はそのままにしておきます。
「別の媒体」についてのモチーフは既にあって、吉本隆明が37歳のときに手がけた「試行」という手づくりの雑誌がそれです。欲しい人が予約金を払い、送ってもらって読む、そんな雑誌だったらしいのですが、読んだことはありません。古書店で見つけられるみたいなので、これから暇な時に古書店巡りをする趣味が増えました。
Wikipediaによると、吉本隆明は創刊号で試行の理念を次のように言っている。
「試行はここに、いかなる既成の秩序、文化運動からも自立したところで創刊される。(中略)同人はもちろん、寄稿者も、自己にとってもっとも本質的な、 もっとも力をこめた作品を続けるという作業をつづけながら、叙々に結晶するという方策のほかに出発点をもとめないしもとめることにあまり意味を認めない。」
吉本隆明ならきっとそう言う想いを持って雑誌を作っていたはずだ、というぼくの期待を寸分も裏切らない言葉で、ちょっと身震いした。
言葉の研究は、ブログの文章としてはその4まで下書き保存していて、今書いているところまでところ3500字程度。まだ、終わる気がしないので2万字程度を目処に書き上げていく予定。
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