お金のインタビュー 中尾聡志さん その2
公開日: 2016-03-07 お金
「お金から解放される自由じゃなく、お金の中で自由になる」
小林:仕事やめたのはここ数年?
中尾:仕事やめたのは、2010年に一回やめてんのと、2014年の6月にやめたのと、2回やめてる。
小林:今どこかに勤めるとかではなく、自分で場をつくったりしていると聞いているんだけど、そういう状態と、自分に必要なものを捉え直しながら暮らしていく、みたいな部分が重なる気がしたんだけど、どうなんでしょう?
中尾:自分のテーマは「自由」で、ある本で書いてあったのが、自由に二種類あるって書いてあった。一つは束縛から解放される自由、二つ目は、身動きが取れない場 所のまま、そこから身動きが取れるようになっていく自由。例えば、水の中で泳ぐのができなければ不自由だけど、泳げるようになったら水の中のまま自由にな れる。水から陸に上がるという開放的な自由と、水の中で泳げるようになる自由がある。
今は、仕事から解放される自由じゃなくて、自分から仕事をしていける自由みたいな感じ。お金から解放される自由っていうのもある気がする。よく言われる、 「僕はお金を使わないで1年間暮らせました。」みたいな本が流行ったり、田舎暮らしとか自給自足というのは、お金から解放される自由。
僕もそこに憧れる感じもあったんだけど、みんながみんな行ける世界じゃない気もするし、そこから思考が広がるのはありとして、現実的じゃない感じがあった。
僕らはどっか、お金の中で自由にならないと、今の現実の構造上、そこで自由になる方法が必要なんじゃないかなと。自分から仕事をしていける自由と、自分からお金を使っていける自由みたいなのはリンクしている感じがある。
小林:お金から解放される自由じゃなくて、お金の中で自由になる。仕事についても、仕事から解放される自由じゃなくて、仕事の中で自由になる、と。
中尾:そうだね、お金に使われるみたいな、お金に巻き込まれたり、翻弄されたり、主体を向こうに持ってかられる感じじゃない感じ。仕事も、させられるじゃなく て、主体的に自分から働いている、みたいなところに立つ。やっぱ仕事とお金がリンクしている感じもあるし、自分の自由、不自由ってのは同じ感じがあるなー と。
小林:仕事やめたのはここ数年?
中尾:仕事やめたのは、2010年に一回やめてんのと、2014年の6月にやめたのと、2回やめてる。
小林:今どこかに勤めるとかではなく、自分で場をつくったりしていると聞いているんだけど、そういう状態と、自分に必要なものを捉え直しながら暮らしていく、みたいな部分が重なる気がしたんだけど、どうなんでしょう?
中尾:自分のテーマは「自由」で、ある本で書いてあったのが、自由に二種類あるって書いてあった。一つは束縛から解放される自由、二つ目は、身動きが取れない場 所のまま、そこから身動きが取れるようになっていく自由。例えば、水の中で泳ぐのができなければ不自由だけど、泳げるようになったら水の中のまま自由にな れる。水から陸に上がるという開放的な自由と、水の中で泳げるようになる自由がある。
今は、仕事から解放される自由じゃなくて、自分から仕事をしていける自由みたいな感じ。お金から解放される自由っていうのもある気がする。よく言われる、 「僕はお金を使わないで1年間暮らせました。」みたいな本が流行ったり、田舎暮らしとか自給自足というのは、お金から解放される自由。
僕もそこに憧れる感じもあったんだけど、みんながみんな行ける世界じゃない気もするし、そこから思考が広がるのはありとして、現実的じゃない感じがあった。
僕らはどっか、お金の中で自由にならないと、今の現実の構造上、そこで自由になる方法が必要なんじゃないかなと。自分から仕事をしていける自由と、自分からお金を使っていける自由みたいなのはリンクしている感じがある。
小林:お金から解放される自由じゃなくて、お金の中で自由になる。仕事についても、仕事から解放される自由じゃなくて、仕事の中で自由になる、と。
中尾:そうだね、お金に使われるみたいな、お金に巻き込まれたり、翻弄されたり、主体を向こうに持ってかられる感じじゃない感じ。仕事も、させられるじゃなく て、主体的に自分から働いている、みたいなところに立つ。やっぱ仕事とお金がリンクしている感じもあるし、自分の自由、不自由ってのは同じ感じがあるなー と。
(その1はこちら)
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