けんちき・かおるこ への手紙 二人の紹介に代えて

公開日: 2017-03-28 ひとこと(人とことの)紹介

けんちきとかおるこ、と子どもたち。(手だけ出してる女の子が後ろにいます。)

前の投稿のつづき。

子どものたまり場・大人のはなす場「かっちぇて」
Facebookページはこちら。

ぼくが体験した「かっちぇて」について、
感じたことをまとめた記事はこちら。

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前回は、
ぼくなりに感じたことを、
「ちょっと言いすぎかな」という
ギリギリのところまで言葉にしてみる、
「かっちぇて」に対する応答でした。

今回、
二人のことについて書こうと思ったのですが、
※1実は二人にあったのは3回目で(笑)
紹介をしようとしてもエピソードはうろ覚えだし、
過去のことも知ってるようで知らなくて、
なかなか書けず。。。

ということで、
ぼくから二人へのお手紙、
という「形式」で、二人について書くことにしました。

さっそくですがどうぞ。

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けんちき、かおるこへ。

この間はありがとう。

食事のたびに夫婦ゲンカの話をべらべら話して、
「あいつらケンカの話しかしねーな」と
思われないかヒヤヒヤしてましたが、
(それでも楽しいから話すのは止めないんだけど。笑)
思いのほか、二人にとってもタイムリーな話題
だったみたいで、喜んでもらえて良かったです。

「かっちぇて」ほんとにすごいよ。

最後に少し話したけど、あの家は、
置いてあるものや建物そのものだけじゃなくて
あそこに来るいろんな人を含めて、
二人の家であり、「かっちぇて」なんだなと、
最後の最後に実感して帰れてよかったです。

40人を超える人が家の中で
ひしめいて脈動している姿も、
朝の静かでゆっくりした時間も、
全部つながっているんだなと思いました。


2年前、初めてあの家に行ったときは、
たしかまだ家の契約をすすめているときで、

ちょうどけんちきが不動産屋さんとのやり取りの中で、
「実はぼくがお母さんのお腹の中にいる頃に、
あの家に訪れたことがあったことが分かってね」
という話をしてくれたのを思い出します。


あぁ、そういう意味では、
あの時からの2年も、
それだけじゃなく、
けんちきが生きてきたこと、
かおるこが生きてきたこと、
二人が一緒になったこと、
そういうあの日に至るまでの全てが、
やっぱり切り離せずにあの家とつながっていて、

ぼくたち4人があの場所を訪ねたり、
いろんな話をしたりという出来事すべてが、
そういう幾層にも重なった
土台の上にあるのだと思うと、
不思議で有難い気持ちになります。

「かっちぇて」で形にしていることや、
二人があの場で人と関わる姿にも、
「これまで」が詰まっていて、
そうして創られる今がまた
目の前の人との関わりを生んで、
それが未来の「これまで」の地層になって、

そうやって続いていく「営み」の上に、
二人がいるように、見ていました。

いや、これは、自分の姿を重ねたいだけかもしれない。

でもぼくも、形は違えど、
なっちゃんと続けている「営み」があって、
さとしとじゅんちゃんも二人の「営み」があって、

ま、きれいそうに言ってるけど、
まあケンカをすれば最悪な気分になるんだけど(笑)

それでも、ああして必然的な偶然の上に、
「営み」が重なって一緒の時間をすごせるというのは、
なによりも、生きていく力になるよ。

2年前に話していた「夫婦サミット」、
今回6人+代わる代わるのゲスト、という形で、
なんかできてしまった気もするし、

またいつかどこかで、パートナシップについて
話たりする集いなんかも開けたら面白いな、
なんていう思いも胸に秘めていたりします。

次はどこで集まるのか。まずはスカイプかな。
ではまた。

小林 健司



※1 会ったのが3回
 実は最近、こういうことは「よくあること」になってきていて、一緒に行った「さとしとじゅんちゃん」も、実は会って二回目でうちに泊まりに来て一緒に企画を開いたりしていた。「かっちぇて」のように、肩書や役割を通さずに「ただ一緒にいる」時間を過ごして触れ合った人との関係は、物理的な時間や距離を越えて深くつながることもある、というのは、ここ数年で何度も確認してきた現象です。

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