やったほうがいいことは、じぶんじゃない「だれか」がやったほうがいいこと

公開日： 2017-04-06 暮らし

家づくりが落ち着いてきた頃に、お金をどう稼ぐのかを考えてた時期があって、その時思いついたのが自家焙煎珈琲を格安でお店に卸売する商売だった。

ぼくはコーヒーを自分で煎って飲んでいる。友人から教えてもらったのだけれど、これがほんとにうまい。それ以前は、「このコーヒーおいしいね」とか一切わからなかったけれど、(素人にとって)コーヒーのおいしさはほとんど酸化によって決まってしまって、酸化の問題がクリアされてはじめて細かい味の違いがあるということを知った。

なので、店で出て来るコーヒーはだいたいまずい。それなら煎りたてのコーヒー豆を安く配達するサービスをすれば、そこそこ儲かるんじゃないか、と思った。

よし、じゃあ、具体的にどうするかだけど、豆の種類とかはー、、、いろいろ言われるとめんどくさいから一種類でいいな。焙煎の深い浅いくらいは分けるか、、、、いや、それも一つ一つ応じてたらきりがない。道具は？まずはどの店に声かけてみる？

なんてことを考えていったら、「このアイデア教えてあげるからだれかやってくれないかな」という気分になっていた。

で、滋賀でお気に入りのカフェのこの投稿を見た。

高島ワニカフェ　FBページ「coffee works plus × wani cafe」

コーヒーのことはこの人に任せておけば間違いないと思った。
あぁ、ぼくなんかが立ち寄って良い世界じゃないんだと悟った。

やったほうがいいことは、だれかがやったほうがいいことなんだと知る。
それはぼくのやることじゃない。ぼくのやりたいことでもない。

やらないより、やったほうがいい。という程度のものだった。


そんなことをやって楽しいはずがない、続くわけもない。