お金中心ではなく、ライフスタイル中心に暮らしをデザインすることの豊かさ
最高に贅沢な昼寝。の図 |
昨日のつづきでもあります。
お金中心ではなく、
自分のライフスタイルに合わせてお金との関わりを考えるようになると、
今まで常識だと思っていた考え方を見直して最適化していくことができる。
それは、
自分が豊かさを感じて生きるのに、いくらあればいいのか、を考えることが一歩目。
つまり、
自分が生活するのにいくらかかっているかを知ること、
かかっている費用の妥当性を見直すこと、
見直したとおり実行して、それを検証すること。
実際は、これを繰り返すことで、
自分のライフスタイルを形づくっていくことになる。
もちろん、お金を徹底的に排除することが目的ではないので、
限界まで節約をして家計をきりつめて・・・
というのは、やりたいことではないし、やってたら息がつまりそう。
なので例えば、
「コーヒーだけは最高にうまいものを飲みたい!」
→生豆(100gで100円程度)を買って自分で焙煎したコーヒーを飲む。
とか。
「ごはんだけは美味しいものを食べたい」
→南部鉄器の羽釜(JALマイレージの特典)で毎食ごとに炊いてたべる。
とか。
そのような工夫を凝らして、
最小のコストで自分に最適なクオリティを得られるようにしていくことになる。
(上記は小林が実践していることの一部。そのうちまとめも書いてみます。)
たぶん、
ぼくの生活にかかってるコストは一般家庭よりかなり少ないと思うけど
”なにかを我慢する”とか”なにかをあきらめる”ということはほとんどしてない。
むしろ”組織にいるときより贅沢だなー”と思うことが多いのですが、
それは「時間をかけて食事をつくる」とか
「自分が気に入ったものに手をかけて使いつづけられる」とか、
お金の多寡に関わらない”豊かさ”。
仏教では、最小の資源で、最大の幸福をえること、が
説かれているそうですが、まさに的を得た表現だと思います。
だからって、宗教を語るつもりはないけれど、
経済偏重の世の中だって”お金が絶対”という信仰のようなものだから、
仏教を持ち出したっていいんじゃないかな、と思う。