比良のログハウスで結婚式を挙げるまで その2 (会場えらび編)

公開日: 2014-10-11 結婚式のこと

よく行った散歩道から見える夕焼け。


その1 なんのための結婚式? はこちら
 
考え過ぎともいえる、ながい議論を経て、
ようやくぼくらは会場を選ぶことになりました。


そもそも、結婚式をやろうと思った動機が
いわゆるホテルなどの結婚式場では
満たされないものだったので、
レストランや広めの貸し会場などを
探すことになったんですが、
これがほんっとに見つかりませんでした。

いくつか候補を見つけても、
会場の雰囲気もアクセスもいいレストランは
ブライダルの会社と提携していてホテルと変わらない。
スタッフの雰囲気が良くてもアクセスが悪くて断念。
1ヶ月くらいそんなことを繰り返します。

・・・繰り返しますと書いたけど、
実際に行ったのは2カ所くらいだったので、
ストーリーを盛り上げるために表現を誇張したわけですが、
繰り返したと言いたくなるほど会場探しは疲れました。


それでどうなったかというと、
結局家から一番近い神社で結婚式をして、
家から一番近いホテルでシンプルな披露宴をしよう、
というところに落ち着きました。
そこには、
会場選びにいつまでも時間をかけていられないという焦りと、
思いつく限りの会場を探し尽くした疲れもあった気がします。

が、ともかく、話は進んでいき、
いつのまにか、ぼくらが大切にしたいことはどこかに隠れ、
”現実的に”なにができるのか、つまり費用とやりたいことの
せめぎ合いの中で催しの中身を整えていっていました。
あれほど結婚式とはなにかを話しあっていたのに、
そんなことは「会場」という最も大きな構造の前には
無意味だったと、今になって思います。


ホテルの担当者はとっても良い人で、
その人は誠意をもってぼくらの相談に応じてくれました。
でも、ホテルでやる場合、シンプルにすればするほど、
お金を出し惜しみしているように見えたり、
来てくれている人を大切にしたいからシンプルにする、
ということが、違うように受け取られるのでした。

いや、そりゃあ、お金には余裕はないわけですが、、
「ぼくらがしたいのはそういうことだっけ・・」
という思いをもちつつ、とにかく結婚式をするために、
話は進められました。
 
その頃、いつのまにかぼくらではなく”カタチ”が
中心になっていたのかもしれません。


ところが、ひょんなことから、
滋賀でログハウス作りを手伝っている方から、
「ここ使ったらええやん」
と言われ、話が急展開。


滋賀県の比良。結婚の話をしたころから、
知り合いがログハウスを作るというので、
行って手伝いをしていた。


結婚を機に、住む場所を変えようと思っていたぼくらは
この話を受けて滋賀に移住を決め、
ありがたくその提案を受けとり、
式の準備をすすめることになりました。


ちなみに
話を進めていたホテルには予約金まで払っていたのですが、
ホテル側のご厚意で返金してもらえることになり、一安心。

かくして、
ぼくらの結婚式は”会場そのものを作る”というところから
スタートしていくことになるのでした。

次回につづく


結婚式会場にすると決めたときの会場予定地
最初の写真の会場がここに建ちます

  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

0 件のコメント :

コメントを投稿