前口上つき案内文の転載 お金の円坐 〜人間中心のお金学〜

公開日: 2015-02-03 企画の案内

バナーはフェンスワークスの山本明日香が作ってくれた。


考えてみれば、案内文を書くのにもかなり力を入れているので、
書きものとして、ここに掲載してみようと思う。

でも単に転載しただけじゃおもしろくないので、
後日談と言うか、案内文には載せきれなかったことを
前口上として付け足してみます。


ひとつめは「お金の円坐」の案内文。
今日から始まりますが、今見るとタイトルが
分かりにくかったなぁと反省しています。

まるで、お金というテーマで円坐をするみたい。
実際には、参加者の中から一人が、お金について
15分話をするのをなんの邪魔だてもせずに聞かせてもらい、
録音していたその話をもう一度みんなで聞きます。
その後、円坐をする。という流れ。

途中から「”きくみるはなす”お金のクラス」とか、
名前を変えるかもしれません。

個人的には、円坐や何のテーマも決めずに
15分話を聞くより、その人の暮らしとか、
俗っぽい感じがにじみ出てくるのがおもしろいです。

深めていくのも可能ですが、短時間でも一定の視野を
全員が共有できるという点で、平日の夜に3時間開くなら、
円坐よりこちらだなぁと、今は思っています。

ほそぼそとでも、長く続けて行こうと思っている企画です。


【以下案内文】



お金の円坐 〜人間中心のお金学〜

誰もが興味津々で、でも堂々と口にしないテーマの一つが「お金」、
だと思います。

これは、大胆にもそのお金をテーマにした場です。

まず、お金という、ある意味なんでもありのテーマを設けて、
参加者の中からお一人に15分話を聞いて、
その場でレビュー(どんな話をしていたか検証)する時間を作ります。

過去に行った経験からは、
その人の言葉をノーテーマで聞くよりも、
”俗っぽい”というか、その人の”暮らしっぷり”とか
”生き様”のようなものを、手ごたえを持って共有することが
できるという現象を確認しています。

その後に、その”手ごたえ”を持って、
集まった人が自由に過ごす時間を設定しています。

これは、
「お金のことを好きになりましょう」とか
「お金から好かれるようになりましょう」というような、
いわゆる、お金との付き合いを上手くするセミナーではありません。

ぼくは、そんなことに興味が無いし、やろうとも思いません。
まぁ、やろうとおもってもできないんですが。。


この企画で実証したいのは、
人それぞれのお金と自分の関係を
”そのまんま”見ていくだけで十分だ、ということです。

また、”そのまんま”の関係性をしっかりと見たときに、
起こることが、驚きに満ちあふれていることは、
ぼくがこの企画をしようとする最大の動機でもあります。

話している人は、心の底から「困った」といって話したら、
話を聞いていた人が「話を聞いて救われた」とか、
「すごく勉強になった」などと言い出すという現象を
以前目撃しました。

坐主(ファシリテーター)でさえ予測不可能であり、
その場にいる人のはからいを超えた動きが絶妙に、見事に
起こってくることは、不思議としかいいようがありませんが、
繰り返しこの場で起こる事実のようです。

ご一緒していただける方のお申込をお待ちしております。

小林けんじ


なんでこんな場をしているのか、
どんな考えを持ってこんな場を開くのか、
ということは、下記のページにまとめております。
よろしければご覧ください。
人とお金の研究室 HP http://hitotookane.jimdo.com/



やることは2つ。

1)小さなお金の相談会

集まった人の中からお一人に15分、
お金について話をしていただきます。
お話の間、録音していた音源を一緒に聞き、
15分の間に何が起こっていたのか検証します。

この手法は、橋本久仁彦さんの開いている
「ミニカウンセリング」をに触発されています。
詳しくはこちらをご覧ください。

ミニカウンセリングでもそうなのですが、
これは、話をしていただいた方の課題や問題を
分析し、解決するような取組みではありません。
たった15分の間だとしても、その方が本当に
”自由に”ご自身について話していくとき、
何が起こっているのかを一緒に目撃していきます。



2)お金の円坐

話し合いの人数や内容、順番、方法、目的などを
設定せず、集まった方と、ただ一緒に時間を過ごします。

「小さなお金の相談会」を聞いた直後なので、
「聞いてみたいこと」や「感想」、
「思い浮かんだこと」などを話してもいいですし、
全く関係がないと思えることでも、話したければ
お話ししていただくことができます。
話すことがなければ、聞き手のまま過ごして
いただいてもかまいません。

お金というテーマがあるにも関わらず、
構成をしない場として設定しているのは、
その場に集まっている方から浮上する何かに
ぼくが興味を持っていることが理由です。

テーマを掲げている時点で、”特定の何か”に焦点を
当てて、その他のものにはスポットがあたらない
状況になっているかと思われますが、
これ以上の構成をすることで、予め想定できる場が
できてしまうのであれば、ぼくにとって何度も
行いたいと思える魅力がなくなってしまいます。

この考え方の根底には、「円坐」や
「非構成のエンカウンターグループ」と呼ばれる
場の開き方に影響を受けた人間観が横たわっています。
そこでは、どんな人であれぼくの想像をはるかに超える
存在感を持っていて、ぼくが手助けをしたり、
ケアをしたりできるようなか弱い存在とは真逆の、
全力でこの世界に生きている存在だということを
繰り返し目撃してきたように思います。



◎日程  2015年2月3日(火)19時~22時
     2015年2月17日(火)19時~22時
     2015年3月3日(火)19時~22時
     2015年3月17日(火)19時~22時
     2015年3月31日(火)19時~22時


◎会場  スタジオCAVE
◎参加費 各回2千5百円(通しでのご参加は1万円)
◎定員  8名

◎申込・問い合わせ先:
   E-mail fenceworks2010■gmail.com(■を@に変換してご利用ください)
   ※事務所不在の時間もあり、できるだけE-mailでお願いいたします。
   
◎主催・世話人:小林けんじ
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