「人とお金の座談会」のインタビュー記事を掲載しました
前にサトシ夫婦が大阪に来たときの記事。 そういえば、1週間もうちに宿泊していたのに、 写真を一枚も撮っていなかった。 写真を撮る暇もないくらい楽しかった。 |
以前やった、公開形式のお金のインタビュー。
その内容を記事にして、HPに載せました。
サトシとぼくは似ていると思っていて、
話していても「そうだよね」と思うことが多いです。
そして、今もそう思っているのですが、
インタビューの内容は、全てが新鮮でした。
ぼくとサトシが、
それぞれ、「じぶんの感覚」に迫り、語り合った記録。
それは、殴り合ったり切り合うような勝負ではなく、
将棋とか、囲碁のような、一手一手を研ぎすましながら
何かを重ねていく対話。
また、サトシと語りたい。
小林健司
以下案内文を転載します。
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人とお金の座談会 〜東京より中尾聡志さんを迎えて〜
こんにちは。小林けんじです。
2年前に「お金の回(かい)」という催しをしていました。
それは、毎回ゲストを迎えて、お金についての考えや、
そのひとが取り組んできたことを聞かせてもらい、
参加者で自由に話をする集まりでした。
今回、東京でお金について語り合う回をしたり、
地域通貨について取り組んだりしている僕の友人が、
急遽大阪に来ることになったので、2年ぶりに、
ゲストに迎えたお金にまつわる集いを開きます。
昨年、橋本久仁彦さんが守人(ファシリテーター)をする、
穂高養生園での7泊8日の円坐(エンカウンターグループ)に、
夫婦で参加したという彼とは、お金に対する関心だけじゃなく、
「聞くこと」や「暮らすこと」「生き死に」、
いろんなところでぼくと重なる世界観を持っていると感じています。
さとしとぼくがどんなことを日々考えているのか、
探ろうとしているのかは下記のページを参照して
いただければと思います。
中尾聡志 http://livealive0420.tumblr.com/
小林けんじ http://hitotookane.jimdo.com/
よろしければ、ご一緒下さい。
◎日程 2015年2月14日(土)15時30分~18時30分
◎会場 スタジオCAVE(大阪市西区)
◎参加費 2000円
◎定員 8名
◎申込・問い合わせ先:
E-mail fenceworks2010■gmail.com(■を@に変換してご利用ください)
TEL・FAX 06-6568-9700(フェンスワークス)
※事務所不在の時間もあり、できるだけE-mailでお願いいたします。
◎主催・世話人:小林けんじ
◎ゲスト:中尾聡志さんプロフィール
IT企業にエンジニアとして勤めていた2005年ごろに
ファシリテーションと出会い、人と人がつながっていくことから
生まれる可能性に惹かれ、技術職から 人事へ異動、採用担当と
研修講師として3年間務め、2010年に退社。その後、塾講師、
地域活性コンサルの会社を経て、2014年7月に独立。
現在はフリーランスとして、ワークショップの企画・運営、
対話の場づくり、ファシリテーターの仕事をしています。
また、コミュニケーションの根幹は「聞くこと」
であることと考え、カールロジャースの
「パーソンセンタードアプローチ」を基本とした
カウンセリングの学習と実践を、日々の生活の中心に置いています。
◎ゲスト:中尾聡志さんからのメッセージ
けんちゃんに、お金の円坐に呼んでもらえることになりました。
どんな話ができるか分からないけど、とても嬉しいです。
とりあえず、ここで、自分がどんな考えを持ってるか、
言葉を書きながら、自分でも確かめてみたいと思います。
一つ思い浮かぶのは、 ぼくは、「聞くこと(言葉を使うこと)」と
「お金を使うこと」は似てるなと感じています。
お金が血液と同じ役目、というのはよく聞く話だと思いますが、
血液は体中に酸素を運ぶためにあるのと同じく、 お金や言葉は、
僕らの気持ちを運ぶため、 世界や僕らの間を循環しているのでしょう。
でも、今、ぼくらはお金や言葉に欲望だけを乗せて、
もしくは、、お金や言葉に何にも乗せず、空っぽのまま、
世界へ解き放ってしまっている。
今や世界は、欲と虚無感でいっぱいです。
ぼくは以前、「ダイアログ」と呼ばれる手法を学んでいました。
日本語では「対話」と訳されたりしています。
「ダイアログ」は「ディア(流れる)」と「ロゴス(意味)」の
ギリシャ語を語源に持つ言葉で、 「意味が流れる」という意味だそうです。
この言葉を聞いたときに、人のコミュニケーションも
循環なんだと思いました。 自分の気持ちを丁寧に
聞いてもらえたなと思えたとき、 もしくは、
相手から丁寧に聞いてもらえたと言ってもらえたとき、
そもそも、「何だか話せてよかった」とお互いに思えたとき、
そこでは、お互いの間を、意味が流れてたんだと感じます。
そんな風に、お金にも気持ちを乗せて、
僕たちの間を循環させたいと、 そんなことを思いながら、
最近は地域通貨の活動を始めています。
前半に、世界がどうとか書きましたが、 世界を変えようとか、
社会を変えようとか、 そういう気持ちはありません。
ちょっとはあるかもしれないけど、 聞くことや地域通貨を
している源泉は、 単純に、そこに面白さがあるからです。
「新しい発見」に出会える面白さです。
お金の円坐でも、みなさんと一緒に新しい発見に出会う、
ちいさな冒険をしてみたいと思っています。
◎主催者(小林)からのメッセージ
今回のゲストのさとし(中尾聡志さん)とは、
昨年の9月に始めて会った。
大阪で「お金の円坐」をしているぼくは、
その時初めて、同じようなことをしている人に出会ったのだった。
彼は東京に住んでいて、
お金や地域通貨のことを考える集まりを開いている。
そして、そういうことをする土台として 「きくこと」を
大切にしているというから驚き。しかもプロフィールによれば、
「聞くこと」を”日々の営みの中心に置いている”んだとか!
「世界や社会を変える気持ちがない」と言いながら、
世界や社会と切っても切れないお金について、
考え続けている彼の姿は、そっくりそのまま僕の姿と
重なって見える。
「ぼくにとって、世界や社会とは、
誰かが切り取ったニュースや問題じゃなくて、
他ならない自分自身のことなんだ!」
彼のメッセージを読んでいると、
そんな言葉が浮かんでくる。
ゲストトークでは、IT企業にエンジニア、研修講師、
塾講師、 地域活性コンサルの会社、フリーランス、という
彼のしてきた仕事とか、結婚して生活をしていくこととか、
じぶんで場をつくっきた中で見えてきたことを聞いてみたい。
そして、ぼくがこの7年くらい、
じぶんの人生をつかって 見えてきたことを、
聞かせてもらったことに交えてみたい。
そんなことを思って、
久々にゲストを呼んで お金にまつわる企画を開きます。
当日はゲストトークの後、みんなで語り合う時間、
という流れになる予定です。
よろしければ、ご一緒下さい。
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