ぼくの東京物語 その3 東京
公開日: 2015-06-03 ぼくの東京物語
東京・福島に行ってきました。
そのときの景色を少しずつ綴っていきます。
行く前の記事はこちら。
【いざ東京へ!自分で東京出張を作って行ってきます。】
【東京に続き、福島で円坐をしてきます】
前回までの記事
その1 深夜バス
その2 聡志とじゅんちゃん
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とにかく、ぼくたち夫婦は聡志とじゅんちゃんを、我が家を宿泊先として大阪に迎え入れ、一週間ほどの共同生活をしながらいくつかの企画を一緒に開いた。
人を集めて企画を開いたり、その日近くで行われている催しに参加したりしながら、毎晩のように語った。気がつくと二人が帰るころには、今度はぼくたちが東京に行く話で盛り上がっていた。
バスを待ちながら、そんな不思議なきっかけの延長線上に目の前の光景があるのだと思うとそれだけで愉快だった。となりにいる相棒のなっちゃんとそんなことを話しながらバスに乗り込む。
バスの車内は想像していたより乗り心地がよく「すぐにトイレに行きたくならないように」と、何時間か前に飲んだビールの酔いがいい感じに回って、ぐっすりと寝れた。
東京駅の近くの降車場近くになってバスの車内が明るくなる。バスのカーテンを開けると奇麗に整った街並が目に飛び込んできて、ひと目でここが東京だと分かった。同じようなビルと道路で作られた街なのにそこが大阪ではなく東京だと分かったのは、東京行きのバスに乗ったのを知っているだけでは無い気がしてしばらく窓の外を見つめていた。
「大阪ならあの辺りには自転車が何台か留まっているよね。」とか「梅田や本町のオフィス街の中心でも、こんなに居酒屋の看板がないところはないかもね。」、なっちゃんと話しながら、ぼくが感じていた「東京らしさ」は大阪には「ある」けれど、東京には「ない」ものから感じている気がした。
【 次へ 】
そのときの景色を少しずつ綴っていきます。
行く前の記事はこちら。
【いざ東京へ!自分で東京出張を作って行ってきます。】
【東京に続き、福島で円坐をしてきます】
前回までの記事
その1 深夜バス
その2 聡志とじゅんちゃん
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とにかく、ぼくたち夫婦は聡志とじゅんちゃんを、我が家を宿泊先として大阪に迎え入れ、一週間ほどの共同生活をしながらいくつかの企画を一緒に開いた。
人を集めて企画を開いたり、その日近くで行われている催しに参加したりしながら、毎晩のように語った。気がつくと二人が帰るころには、今度はぼくたちが東京に行く話で盛り上がっていた。
バスを待ちながら、そんな不思議なきっかけの延長線上に目の前の光景があるのだと思うとそれだけで愉快だった。となりにいる相棒のなっちゃんとそんなことを話しながらバスに乗り込む。
バスの車内は想像していたより乗り心地がよく「すぐにトイレに行きたくならないように」と、何時間か前に飲んだビールの酔いがいい感じに回って、ぐっすりと寝れた。
東京駅の近くの降車場近くになってバスの車内が明るくなる。バスのカーテンを開けると奇麗に整った街並が目に飛び込んできて、ひと目でここが東京だと分かった。同じようなビルと道路で作られた街なのにそこが大阪ではなく東京だと分かったのは、東京行きのバスに乗ったのを知っているだけでは無い気がしてしばらく窓の外を見つめていた。
「大阪ならあの辺りには自転車が何台か留まっているよね。」とか「梅田や本町のオフィス街の中心でも、こんなに居酒屋の看板がないところはないかもね。」、なっちゃんと話しながら、ぼくが感じていた「東京らしさ」は大阪には「ある」けれど、東京には「ない」ものから感じている気がした。
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