お金のインタビュー 高玉要さん その3
公開日: 2016-03-06 お金
「まあお金は要るけど、「ほんまにそんなにいるのか?」とは思う。」
高玉:働く人の目的って色々ある。多分、大体が家庭を支えるとか、自分が生きてくためなんだけど、ここでお金とかになってくるんやろうけど。
まあお金は要るけど、「ほんまにそんなにいるのか?」とは思う。「稼がないと不安だ。」って言う人って、たぶん自分の生活になんぼお金が必要なのかっていうことを把握できてないねん。たぶん大半の人がそんなにいらんで。その稼ぎほどいらない。
もっと外せるとこあるやろって、「ここはシェアでいいか。」とか。借金をガンガン減らす方の考え方でもっと行ったら楽なんやろね。
車だってあんなもん借金の固まりやから。家かて「そんな新築建てんでよろしいやん。」ていうね。そういう考え方の見直しをはかっていくことで、自分の家の、自分の生き方の事業仕分けを行っていくことで、相当必要な金って言うのを減らしていける。
でも、僕が最初に働いときはそれを理解できなかった。何かしら漠然と金がいるって言う不安、貯金がいるって言う不安があった。でも漠然としてるから何に対する不安か全く分からんかった。何故かお金がたくさんなくちゃいけないっていうのを言われ続けて育ってるから。
で、結婚を機に必要なお金を見直してみたら、結構そうじゃ無かった。意外と生活に対してお金ってかからないんだなーっていうことが分かった。いろんな工夫 でクリアできる。例えば車の駐車場代は実家が近いっていう利点を生かして払わなくていいようにする。今のマンションだと1万2千かかるから年間で10万以 上。そういうことを一個一個見直していったら、年間で数十万単位でお金が必要なくなるんよね。
そうなったときに、自分の収入を見て「今の仕事じゃなくてもいいんじゃないか。」とも考えられるよね。もっと自分のやりたい事に近くて、でも収入は少ない、という方向にシフトできる。ホントの幸せは、どっちやって考えたら確実にそっちやねんな。
小林:確実にそっち
高玉:確実にそっちやねん。思ってた通りの生き方をできてて、収入も問題ない。しかもやりたい仕事ができている、近い事ができているっていう、それ以上何を求めんねんっていう話。
ほんとにお金を中心として人生ってできてしまってるなって思う。
小林:そう教えられて来ると言うか、そういう風にメッセージを無意識にか意識的にか受けてきてるよね。
高玉:受けてる。受けてる。再生産されまくってんねん。そう言う生き方をしてきた大人が育てる子ども達だから、そういう考えが再生産が行われまくってて、倍々ゲームっていうかねずみ講のように広がってる。危ないよね。
小林:で、そう言う考え方を誰も教えてくれてないよね。
高玉:大人になって健司とか大谷(お金のインタビュー その2の大谷隆さん)とかに出会って考えるようになった。
でも、最初は大谷とかとはお金の話は全く合わなかった。当時の僕からしたら「お金は稼ぐもんやろ。」と思ってた。「で、高玉くん何ぼお金要るの?」「計算したことあるのか?」って言われたのが最初かな。
「金は要るねん!」ていうモチベーションでものすごく稼げたことはあった、でも長続きはしないと思う。「金がいるんだ」って信じきって、たまたまやりきれたからよかったものの、その気持ちでやり続けて全然稼げへんかったら、多分廃人やで。麻薬みたいなとこあるな。
小林:でも、原動力にはなるんだね。
高玉:なったなった。必要やったから。漠然とじゃなく、結婚費用に5百万の金がいるって言う目標ができたから、目的が明確だった。
小林:そこまではいける。
高玉:そうそう。そう言う意味では、しんどさは少なかったかな。
小林:数字として見えるとか、パワーみたいな物はあるんだろうね。
高玉:どうしても金で解決しなくちゃならないっていうね、
小林:そのまま行く感じじゃなかった。次は1千万とか。
高玉:行く感じじゃなかったね。それ以上積んでいける気はしなかったし、目的が達成されたので。結婚したって言う時点で目的は達成されたし、逆に、子ども の学費になんぼ必要ってなったら、そのときに多分また稼ぐ。自給自足的な金の稼ぎ方やね(笑)。必要なときに必要なだけ稼ぐって言うね。
小林:金がいるってなったら、金を稼ごうっていう。
高玉:そういうのは楽しいな。
(お金を稼ぎ続けるエネルギーは)そんなに続かない。ものすごいことやで、結構高額なお金を稼ぎ続けるって言うのは。ほぼ、イコールの負荷がかかるね。不 動産とか土地とか、そう言う話もあるかもしれんけど、基本的にそれなりの負荷はかかる。結局自分のやりたいことができなくなるし、平日の昼間に仲間とゆっ くりご飯を食べるってなかなか難しい。
たぶんそういう生き方がいいなって、心の奥底ではみんな思ってるんやろけどな。自分の思ったように自由に動けるって言う。そうありたいはず。
でも、ビルの中に押し込まれて働かなあかん。だから、リゾートとかに逃げたりするんやろな、それでバランスとってんねやろな。無理した分、本来の自分に合わしにいってる。
そう言う生き方って不自然やんな。病気直ってない。だから、投薬治療みたいなもんやと思う。
高玉:働く人の目的って色々ある。多分、大体が家庭を支えるとか、自分が生きてくためなんだけど、ここでお金とかになってくるんやろうけど。
まあお金は要るけど、「ほんまにそんなにいるのか?」とは思う。「稼がないと不安だ。」って言う人って、たぶん自分の生活になんぼお金が必要なのかっていうことを把握できてないねん。たぶん大半の人がそんなにいらんで。その稼ぎほどいらない。
もっと外せるとこあるやろって、「ここはシェアでいいか。」とか。借金をガンガン減らす方の考え方でもっと行ったら楽なんやろね。
車だってあんなもん借金の固まりやから。家かて「そんな新築建てんでよろしいやん。」ていうね。そういう考え方の見直しをはかっていくことで、自分の家の、自分の生き方の事業仕分けを行っていくことで、相当必要な金って言うのを減らしていける。
でも、僕が最初に働いときはそれを理解できなかった。何かしら漠然と金がいるって言う不安、貯金がいるって言う不安があった。でも漠然としてるから何に対する不安か全く分からんかった。何故かお金がたくさんなくちゃいけないっていうのを言われ続けて育ってるから。
で、結婚を機に必要なお金を見直してみたら、結構そうじゃ無かった。意外と生活に対してお金ってかからないんだなーっていうことが分かった。いろんな工夫 でクリアできる。例えば車の駐車場代は実家が近いっていう利点を生かして払わなくていいようにする。今のマンションだと1万2千かかるから年間で10万以 上。そういうことを一個一個見直していったら、年間で数十万単位でお金が必要なくなるんよね。
そうなったときに、自分の収入を見て「今の仕事じゃなくてもいいんじゃないか。」とも考えられるよね。もっと自分のやりたい事に近くて、でも収入は少ない、という方向にシフトできる。ホントの幸せは、どっちやって考えたら確実にそっちやねんな。
小林:確実にそっち
高玉:確実にそっちやねん。思ってた通りの生き方をできてて、収入も問題ない。しかもやりたい仕事ができている、近い事ができているっていう、それ以上何を求めんねんっていう話。
ほんとにお金を中心として人生ってできてしまってるなって思う。
小林:そう教えられて来ると言うか、そういう風にメッセージを無意識にか意識的にか受けてきてるよね。
高玉:受けてる。受けてる。再生産されまくってんねん。そう言う生き方をしてきた大人が育てる子ども達だから、そういう考えが再生産が行われまくってて、倍々ゲームっていうかねずみ講のように広がってる。危ないよね。
小林:で、そう言う考え方を誰も教えてくれてないよね。
高玉:大人になって健司とか大谷(お金のインタビュー その2の大谷隆さん)とかに出会って考えるようになった。
でも、最初は大谷とかとはお金の話は全く合わなかった。当時の僕からしたら「お金は稼ぐもんやろ。」と思ってた。「で、高玉くん何ぼお金要るの?」「計算したことあるのか?」って言われたのが最初かな。
「金は要るねん!」ていうモチベーションでものすごく稼げたことはあった、でも長続きはしないと思う。「金がいるんだ」って信じきって、たまたまやりきれたからよかったものの、その気持ちでやり続けて全然稼げへんかったら、多分廃人やで。麻薬みたいなとこあるな。
小林:でも、原動力にはなるんだね。
高玉:なったなった。必要やったから。漠然とじゃなく、結婚費用に5百万の金がいるって言う目標ができたから、目的が明確だった。
小林:そこまではいける。
高玉:そうそう。そう言う意味では、しんどさは少なかったかな。
小林:数字として見えるとか、パワーみたいな物はあるんだろうね。
高玉:どうしても金で解決しなくちゃならないっていうね、
小林:そのまま行く感じじゃなかった。次は1千万とか。
高玉:行く感じじゃなかったね。それ以上積んでいける気はしなかったし、目的が達成されたので。結婚したって言う時点で目的は達成されたし、逆に、子ども の学費になんぼ必要ってなったら、そのときに多分また稼ぐ。自給自足的な金の稼ぎ方やね(笑)。必要なときに必要なだけ稼ぐって言うね。
小林:金がいるってなったら、金を稼ごうっていう。
高玉:そういうのは楽しいな。
(お金を稼ぎ続けるエネルギーは)そんなに続かない。ものすごいことやで、結構高額なお金を稼ぎ続けるって言うのは。ほぼ、イコールの負荷がかかるね。不 動産とか土地とか、そう言う話もあるかもしれんけど、基本的にそれなりの負荷はかかる。結局自分のやりたいことができなくなるし、平日の昼間に仲間とゆっ くりご飯を食べるってなかなか難しい。
たぶんそういう生き方がいいなって、心の奥底ではみんな思ってるんやろけどな。自分の思ったように自由に動けるって言う。そうありたいはず。
でも、ビルの中に押し込まれて働かなあかん。だから、リゾートとかに逃げたりするんやろな、それでバランスとってんねやろな。無理した分、本来の自分に合わしにいってる。
そう言う生き方って不自然やんな。病気直ってない。だから、投薬治療みたいなもんやと思う。
(その2はこちら)
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