言語3 発刊

公開日: 2017-02-20 雑誌『言語』

雪の残る比良で撮影


「言語3」できあがりました。
 
小林が家を建てるのを大谷が手伝っていたため、編集人が誰も居なくなるという異例の事態を乗り越えての発刊です。2号発刊のお知らせがほとんどできていなかったのも同じ理由からでした。。。
 
一般に3号あたりで廃刊になる短命の雑誌を「3号雑誌」と呼ぶことを言語を発刊してからしりましたが、(もともとはGHQの検閲が3号に行われて理由が分からないまま廃刊する雑誌が多かったことからきてるんだとか。)なんとか4号、5号と続いていきそうです。

「家を建てていたもので発刊が遅れました。」
 
って、笑談みたいな理由ですが、そういえば家を建てるのに夢中で2号の発刊もほとんどお知らせできてなかったので、3号はちょっとがんばろろうかなと目次リストも作ってみました。


【言語 掲載原稿目次まとめ】

小林健司「人と言葉の関係論」

〈目次〉(3号掲載は八以降)
一.言語的視野を目指す旅のはじまり
二.はじまりの風景としての吉本隆明
三.言葉の共通性と独自性
四.言葉の二重性を捉える言語学の歩み
五.写真との違いからたどる言葉の二重性
六.言葉の共通性が取りこぼすもの
七.言葉の発生と人の意識
八.言語の根源
九.人と響きの世界論
十.人と言葉の宗教論
十一.人と意識の認識論 一
十二.人と意識の認識論 二
十三.人と意識の認識論 三
十四.人と意識の認識論 四
十五.意識の独自性と共通性を貫く言語
(続く)

 
大谷隆「書かれたものはその時点での書いたものの死体である。」
〈目次〉(3号掲載は九以降)
一.死体の気分
二.意味の限界
三.言語ネットワーク
四.比喩
五.比較の危険性
六.イメージとは何か
七.文脈
八.文体
九.言葉は道具なのか
十.文字がもたらした固定という重心
十一.文字にするということ
十二.書かれたものはその時点で書いたものの死体である
十三.そして、
(了)
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