Nothingness 孤独との再会

2014-10-29 |

生きるために必死になっていたから、 別れを告げたつもりもなかった。 離ればなれになったことにも気づかなかった。 だから、じぶんが旅をしている理由もわからなかった。 いろんな場所で、いろんな人に、 そいつの存在を教えてもらっていたけれど、 いつもいる、いつもの場所...

変幻自在の場づくり

2014-10-28 |

結婚式のとき に、 橋本久仁彦さん の協力で 行った親族の前での 影舞 。 一方的に見てもらうという礼儀もある。 先週やった コトバのキロク で 舞台設定が人に与える影響は想像以上にでかい、 ということを確認した。 エンカウンターグループや円坐 をしている...

対称性心理学 その2(対称性ってなに?)

2014-10-27 |

同じように切ったつもりでも、ちょっとずつ 大きさは違う。完全に対称なものは この世に存在しない。相互に対称性を保つような 働きがあるだけ。 前回の続き、 対称性というときに、単に”同じ”とか”平等”というのと 違う感じがする。じゃあ、対称とはいったい何な...

対称性心理学 あるがままの心理学

2014-10-23 |

今年の夏、沖縄旅行に行ったら台風が直撃した。 台風の翌日に海辺に行くと、漂着した果物が たくさん流れ着いていた。いくつかは食べられた。 中沢新一さんは、 「 カイエ・ソバージュⅤ 」(講談社選書メチエ)で 『対称性人類学』というサブタイトルをつけて、 ...

比良のログハウスで結婚式を挙げるまで その5・最終回(やり方じゃなく在り方)

2014-10-22 |

当日の朝、手伝ってくれる友人との打合せ。 ようやく当日にたどりつきました。 これまでの記事はこちら その1 なんのための結婚式? その2 会場えらび編 その3 会場づくり編 その4 橋本久仁彦さんという人

比良のログハウスで結婚式を挙げるまで その4(橋本久仁彦さんという人)

会場の机も手づくりでつくった これまでの記事はこちら その1 なんのための結婚式? その2 会場えらび編 その3 会場づくり編 会場を建てながら、(その3参照) ようやく式の具体的な話ができるようになり、 ぼくらは当日の内容を考えることになった...

「じぶんを見てない相手」と「つながろうとするぼく」

2014-10-20 |

岐阜の友人の結婚式で撮った写真。 今回もやっぱり本文とは関係ありません。 つながりを持ち続けたくなることについて 以前書いた けど、継続して葛藤中。

いよいよ自宅の家づくり 図面の作成

ログ材を注文する会社に送る大まかな家の図面。 もっとも住みやすい配置を考えるのは、楽しい。 家づくりの記事を移したので、ついでに近況を。

セルフビルドでログハウスを建てた記録 を追加しました

2014-10-18 |

約半年ほどログハウスの建築に関わりました。 ホームページとブログとFacebookとTwitter、 これだけでも多いなーとおもっているのに、 ブログが2つもあるのはさすがに、、、ということで、 別のところで書いていたブログ を本ブログに統合しました。 家づ...

比良のログハウスで結婚式を挙げるまで その3 (会場づくりの編)

2014-10-17 |

ログハウスで一番見栄えのするログ積み。 前工程の基礎工事、後工程の屋根・床はり、 それ以外にも地味な作業は一杯ある。 前回まではこちら その1 なんのための結婚式? その2 会場えらび編 紆余曲折を経て、 会場づくりをすることになったぼくらは、 知り合いの...

21世紀の神話

2014-10-16 |

2012年8月立山にて撮影 ものすごく荒いですが、中沢新一の カイエ・ソバージュⅠ巻 ・ Ⅱ巻 (講談社選書メチエ)と、マーシャル・サーリンズの 「石器時代の経済学」 (法政大学出版局)を合わせて、紀元前の歴史を物語にしてみました。もうちょっと煮詰めたいですが、一旦でき...

「あなただけよ」の表とウラ

2014-10-15 |

週末に行った岐阜の友人の結婚会場。 本文とは関係ありません。 「あなたにしか頼めないことがある」 なんて言われると、ホロリと引き受けたくなる。 「あなたと一緒にいると落ち着くの」 なんて言われると、ホロリと真に受けたくなる。 ほんとうは相手にそんな気がなくて...

エンカウンターグループと円坐と仏教

2014-10-13 |

昨日に続き、こちらもイベントの案内文で書いた文章ですが、 今後もこの説明を使うことがありそうなので転載します。 この本の表紙の人がロジャースさん。 非構成的エンカウンターグループは、 アメリカのカール・ロジャースという心理学者がつくったものらしい。

円坐(エンカウンターグループ)と無縁の原理

2014-10-12 |

1年以上前に、初めて自分で円坐を開くときに書いた案内文。 かなり力を入れて書いてました。 網野善彦の代表的著書の一つ。 ここで解き明かされる無縁と円坐とに 通じ合うものがあるのを感じる。

比良のログハウスで結婚式を挙げるまで その2 (会場えらび編)

2014-10-11 |

よく行った散歩道から見える夕焼け。 その1 なんのための結婚式?  はこちら   考え過ぎともいえる、ながい議論を経て、 ようやくぼくらは会場を選ぶことになりました。

人と組織の物語

2014-10-10 |

たとえば、目の前に困っている人がいて、 食べものや教育、病気になったときの手当や 住む場所など、何かをあげる。 その人はよろこんでくれる。 うれしくて、そんなことを続けていくと、 ときどきその人から何かのお礼をもらったりする。

比良のログハウスで結婚式を挙げるまで その1(なんのための結婚式?) 

2014-10-09 |

ここにたどり着くまでの紆余曲折を書いていきます。 二人のなれそめとかじゃなく、会場とか準備について。 2014年の5月に 手づくりの結婚式 をしました。 多くの人が挙げる式とはぜんぜん違う形だったので、 「こだわりの結婚式ですね」と言われたりもしたけど、 ...

網野善彦と中沢新一に起こった継承の温かさ

2014-10-08 |

今読んでいる本。 とまらない。 ほぼ日刊イトイ新聞の 「はじめての中沢新一」 を 読んでから、中沢新一の本を乱読しています。

モノを減らして変わるライフスタイル (電子レンジを捨ててみた)

2014-10-07 |

レンジはいらないけど、七輪はほしい。 今の家では使えないから、引っ越したら。。 半年ほど前に電子レンジを捨てた。

じぶんは目的を達成するための手段なのか

2014-10-06 |

夏の徳島県上勝町に通る道 きのう、 「生きることが目的だ」 と言ってみたけど、 その言葉だけ聞くと、「命のためにはなんでもしまっせ」 みたいな響きがある。 そのフレーズで思い浮かぶのは 命乞いをしているシーンとか、 生きるために人の命を奪うシーン。

『ハンター×ハンター』を見てはじまった禅問答

2014-10-05 |

作者が1年以上続きを書かないこともあるので ちょっとでも続きを書いたらうれしくなるという、 へんな感覚にさせられる漫画。 実は、小さいころからマンガやアニメが好きで、 今でもいろいろ見ております。 なかでも「ハンター×ハンター」という漫画はお気に入りで、 ...

”同じこと”が多い=仲がよい、というわけじゃない

2014-10-03 |

フェンスワークスの面々。 ぼくのなかま。 だれかと違っていることを「こわい」と思うことがある。

いちばんうまくて安いコーヒーのつくり方

コーヒーの生豆。ピンキリだけど 100gで100円くらいから。 (以下2014.10.14 修正)購入に関しては 友人の 大谷さんがこちらで紹介しています 。

無かったことにはできない感情と大学生の話

2014-10-02 |

人があつまれば関係が生まれる 最近、大学関係の仕事をすることがあったので、 そこで考えたことをがあります。

人の話を”きく”ことが、実は覚悟のいることだという件について

2014-10-01 |

”きく”ことを学んだ非構成の場。 写真は2013年末の10日間の円坐の会場。 フリーランスという仕事柄、いろんな組織で一緒に働いたり、 内部の研修をしたり、会議にでたりしてきました。 そこで思うのは、「みんな全然人の話聞いてないなー。」 ということです。

石切 年の瀬の3泊4日円坐

クリスマス前の4日間。 今年、橋本久仁彦さんが大阪と奈良の県境、 石切に開いた新拠点で円坐をします。 大阪市内を一望できる山の上にある会場で坐り、 夜はスタッフ手づくりの料理を食べながら、 年末のひとときを過ごしたいと思います。 会場から見える展望。 大阪市内が見渡せます。...